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松たか子、浅野忠信「主人公の生き方お勧めしない」にファン爆笑

第33回モントリオール世界映画祭で根岸吉太郎監督が最優秀監督賞を受賞した「ヴィヨンの妻/桜桃とタンポポ」が10月10日、全国159スクリーンで公開。メイン館となる東京・有楽町のTOHOシネマズシャンテでは、根岸監督をはじめ主演の松たか子、浅野忠信、広末涼子、堤真一、妻夫木聡らが舞台挨拶を行なった。

 根岸監督は、原作を手がけた太宰治の墓参りに行ってきたそうで「おれをダシにして賞が取れて良かったな、という声が聞こえました。でも、受賞後は色々な人から声をかけられて……もう悪いことができない」と名残惜しげに話した。

 松は、放蕩三昧で家庭を顧みない夫を献身的に愛する妻の佐知の生き方について「特にお勧めしません」と即答。さらに、「幸せって人それぞれですから。彼女にとってはあの生き方が幸せだったということ。この映画を通して自分なりの幸せを探してもらえれば、無理に押し付けることはさらさらないっす」と軽妙な語り口調で爆笑を誘った。夫役の浅野も、「僕もお勧めする気はさらさらない。ただ、男としてこういうことをしてみたくなることはあるなあ……とは思いますが」と話すにとどめた。

 浅野の愛人に扮した広末は、「貴重な経験をさせてもらった。でも、根岸監督にはすごくプレッシャーをかけられて『君の場合は発声から違う』とまで言われた。撮影の初日は朝からおなかが痛くなったのを覚えている」と苦笑い。堤にいたっては、脚本の内容の暗さに“なんじゃこりゃ!”と思ったそうだが、「映画らしい素晴らしい映画になった。こういう作品は『20世紀少年』のようにドカーンといってドーンと落ちるような作品ではないから、ジワジワとヒットしてほしい」とアピールした。

 配給の東宝によれば、客層も30代以上の大人の観客が多いため、平日やレディースデーも含めて長期的な興行展開を見込んでいる。

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